冬至より一陽起るが故に陰気に逆らう故益々冷る也(暦便覧)
最も寒い時期「寒」の入りです。
この時期京都では家の外に出た瞬間、冷凍庫の扉を開けた時のように冷気に襲われます。
いや、寒さだけならマシだと思わなければ、、、
大雪の地域は今年は大変厳しそうですね…。
年末年始のご挨拶に、初めて八坂神社さんの「をけら詣り」に行きました。
コロナ禍で、さすがの八坂さんもガラガラ。
頂いた火を消さないように、縄をくるくる回しながら家路につきました。
歩いて帰れる場所で助かった〜。
《昔(30年程前)は、火縄を持って京阪電車に乗れたそうです…(おけいはん、流石!いや、恐るべし^^;)》
親戚集まって食事することもなく、なんともゆっくりなお正月。
お酒一口、おせち一口つまんで、まずは下御霊神社さんで御祈祷をして頂きに出かけました。
あ〜寒い寒い〜
一旦、家に戻って、お茶と花びら餅で休憩。
今年は、末富さんと老松さんを食べ比べしてみることに…
お店によって、お餅の味もごぼうの味も白みそ餡の味も、微妙に違うもんですねえ…
どちらも美味しくて、可愛い〜
一休みしたら、実家へ。
今年は玄関先で顔だけ見せて、挨拶終了。
また落ち着いたら皆でゆっくりしたいものです。
時間のある今年は、近くの星田妙見宮へお詣り。
こちらでは、天之御中主神様をお祀りされている。
アメノミナカヌシの神様とは、古事記で一番に出てくる神様で、万物の根源とも宇宙の起源とも言われるそうな。
毎年一度は伊勢神宮に参拝するのに、実家近くのこちらへは久しぶり。
しかも天之御中主神様の名前を昨年まで知らなかった私、、、
神社好き、とか言っておきながら、、、
どういうこっちゃっ!
20代の半分は、この辺りで暮していた。
風景はほとんど変わっていない。
良い場所だなあ…と、今になって分かる。
ここでもソーシャルディスタンス。
間隔を空けながら、長い階段を上がりきったところに御社がある。
この石は、日本の中で二番目に落ちた隕石だと言う記述が残っているそう。
この辺りは天の川伝説にも関係が深い。
それが星田という地名の由来だそうです。
上から降りながら、各々自分の干支の守り神様にもご挨拶。
またこの、錆びれた雰囲気がいい。
そんなこんなで、今年の元旦は実家の氏神さまへもご挨拶ができました。
こりゃきっと、良い年になりますね!
本年もどうぞ宜しくお願い致します。