• 白露

    裏庭が秋らしくなってきた
    京セラ美術館

    「陽気ようやく重なりて露こごりと白色となれば也」(暦便覧)

    美しい女性ばかりの人物画、
    終了日ギリギリに行けました。

    ようやく本格的に秋らしくなってきて、

    近頃は、たくさんトンボが飛んでいます。

    トンボといえば思い出す、

    忘れられない光景があります。

    義母の突然の逝去から、

    今月七回忌を迎えました。

    当時、義母のお通夜の準備が始まり、

    皆が忙しく出入りしている時の事です。

    街路樹の根元に、、、

    その葬儀場は、外から直接部屋に入るような

    コテージの様な造りになっていました。

    広く開け放たれた入口の扉の目線の位置に、

    手を伸ばさなくても簡単に、

    捕まえられそうな危うい場所に、

    大きなオニヤンマが、動かず止まっていました。

    え?猿の腰かけ??

    そのオニヤンマは、どれだけ近づいても、

    どれだけ凝視しても、全く逃げませんでした。

    そして、翌朝になってもまだそこに居て、

    葬儀が始まる直前、

    気づいた時は居なくなっていました。

    京セラ美術館の前の大きな鳥居は
    平安神宮のです。

    検査の途中、義母は急に亡くなったのですが、

    家族皆大変驚き、全く信じられませんでした。

    本人はもっと信じられなかったはずなので、

    大好きな花で飾りつけられた祭壇を見て、

    オニヤンマの姿で立ち尽くしていたのだと、

    そうしか思えませんでした。


    鴨川にも、沢山トンボが飛んでいます。

    毎年この時期、トンボの姿を見かけたら

    あのオニヤンマを思い出します。

    もしかしたら京都にも、飛んで来てるかな?

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