• 穀雨

    「雨降りて百穀を生化すれば也」(暦便覧)

    春のこの時期の雨は冷たくて、よく気をつけておかないと体調を崩しますが、穀物などの作物にとっては、恵みの雨になるそうです。

    しっとり濡れた新緑はさらに鮮やかで、大好きです。

    緑色の中でも一番大好きな黄緑色が、この時期はいろんな形で目に飛び込んできます。

    こちらは、お菓子の包紙。

    「川端道喜」さんの「花筏」

    京都に暮らして2年と少しですが、初耳の御菓子司。

    いや、御粽司と書いてありますね…

    予約しないと手に入らない、上品で上等で特別なお菓子と、名高いそうです。へえ〜〜


    桜の型で飾られた薄いお餅生地の中に、たっぷりあんこが詰まっています。

    私はあんこが好きです。特にこしあんが大好きです。

    大好きだから、こしあんは色々食べて来ましたが、こちらのこしあん、なんだこりゃあ!で、たまらない美味!でした。

    ガッテン!ガッテン!

    由来記↑長い…

    1512年の古文書に、室町幕府に納める餅屋として記されているそうです。

    大好きなお菓子も、他も、京都には知らないものがまだまだいっぱいです。

    そして、次の黄緑色は…

    種子島からのご馳走です。

    種子島産の島らっきょう。

    季節の食材は、大自然のパワーをくれます。

    先ず、生を天ぷらにしていただきました。

    そして、残りは塩漬けし2日置いて…

    かつお節かけて醤油を少し垂らしていただきます。

    この後は、酢漬けして、ゆっくりいただこうと思います。

    種子島の綺麗な香りの焼酎をお供に…。

    現在京都は、観光客の方はほとんどいらっしゃいません。

    5月の葵祭も中止になっていますが、7月の祇園祭の山鉾巡行も58年ぶりの中止が決まりました。残念です…。(前回は、阪急電鉄の地下工事の年に中止になったそう)

    戦前戦後を一つの区切りで言われるように、コロナ前コロナ後という風に、後から言うようになるのでしょうか。

    コロナが開けた明るい未来の方から今を見るようにして、

    今できること、今だからできることをして過ごそうと思います。

    ではまた、ウチの子とステイホームします。(ペットNG (;_;)マンション住まいです)


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