寒露

「陰寒の気に合って、露むすび凝らんとすれば也」（暦便覧）

日の暮れる時も早まり、秋が深まってきました。

「春はあけぼの…

夏は夜…

秋は夕暮れ……」

ほんとそう…

秋の夕暮れは何て切なく、儚く、美しいのか。

見る見るうちに、数分で色が変わりますね。

つい先日のこと、家の近くのパーキングに、カーシェアの車が幾つもあることにフと気付き、、、

久しぶりにハンドルを握るのは緊張しますが、京都を自分で運転したこと無かったし、楽しそうなのでさっそく入会しました。

そして、すぐ、ドライブへ…

あ、その前に…

一旦家に戻り、除菌シートや手袋など充分な消毒セット準備して、先ずは空気を入れ替えて掃除して…、と。

準備万端、いざ出陣！

（大河ドラマや時代劇を見ていると、京都の街は昔と変わらない風景が本当に残っているので、マジ出陣な気分^ ^）

北へ西へ東へ…

街中から15分も走れば何となく、もう山を登っています。

これが盆地か…

何とコンパクトな街…

いつもは自転車で走っている街ですが、足をクルマに変えただけで見える景色が違い、小さな感動がいくつもありました。

「将軍塚」という場所からの景色はとても良いと聞き、山頂目指して東山をぐるぐると、登ってみました。

そこには青蓮院というお寺と美しい庭園があり、奥には清水の舞台より大きな舞台が広がっていました…

お天気が優れないのが残念でしたが、

お庭のあちらこちらに、素敵な秋の気配が…

噂どおりの絶景、素晴らしい！

思わずため息…

桓武天皇がこちらから京都を見下ろし「此処に都を移す」と決定されたそうです。

そのお気持ちがわかる、カモ(^ ^)

朝夕の冷え込みも急に厳しくなりました。

気温変化に身体が慣れるまで、無理をしない事や充分な睡眠を確保するなどの養生が、本当に大切な時期ですね。