先日、情報番組の「ためしてガッテン」は、免疫力アップSPというテーマでした。
免疫力が高い人には、スーパー免疫というのがある?!
医学の情報は日進月歩。これまでの常識はどんどん変わっていきますし、新たな情報もまたいつ変わるか分かりませんが、まず今はこれが最新情報だそうです。
免疫力が高いと言うことは、細菌やウイルスが身体に入ってきてもやっつける力が強く、風邪等にかかりにくい身体です。自身の免疫力は、日々体内に発生するがん細胞もやっつけてくれています。
その免疫力には、免疫細胞と言われているリンパ球が関係します。
リンパ球はリンパ節というところで、ウィルスなどをフィルターで捕まえてやっつける仕事をしながら待機しています。そして、時々そこから出てきて、身体中をパトロールし、ウィルスやバイ菌など身体に良くないものを見つけて、やっつけてくれるのです。
では、免疫力が高いのはどんな時?リンパ球が多い時?大きい時?
番組では、リンパ球の多さや大きさは問題ではなく、いざという時にリンパ球が増える状態が良い状態であり、それをスーパーリンパ球の状態、と呼ぶということでした。
待機している時とパトロール出動する時、それぞれ自律神経が関係してスイッチが入れ変わるそうです。ここが新発見!
待機しているときは自律神経の交感神経が優位な緊張状態で、パトロールするのは副交感神経が優位なリラックス状態との事。
では、免疫力をスーパーリンパ球の状態にするには、何に気をつけたら良いのか?
結論は二つ☟
①7時間以上の十分な睡眠
②日中、リラックスモードの時間を何度も何度も作ること
リラックスモードにする方法は難しいことではなく、好きなことしている時や、30分の昼寝やマッサージなども紹介されていました。
鍼やお灸を受けて頂く皆さん一様に、当日の眠りがとても良かったと教えてくださいます。また、受けている最中も眠くなる方が多くおらっしゃいます。これは、副交感神経が優位な状態です。という事は、スーパーリンパ球状態、という事、免疫力がとても高い状態ですね。
出来る方はご自宅お灸もして頂いて、更にスーパーリンパ球状態をいっぱい増やし、免疫力アップして寒い冬に備えましょう。
もっともっと元気な毎日を送って頂けますように。
(↑リラックスモード)
※リンパドレナージュ講座では、免疫やからだの仕組みについてのお話もしております。治療の中でも、必要な方には、日々取り入れていただきたい簡単なドレナージュ方法もお伝えいたします。ご相談やご予約は お問い合わせフォームよりご連絡くださいませ。
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