• 調味料から薬膳を

    薬膳料理って、女性はすごく好きなイメージがあります。

    10年前くらいから、お鍋の形が陰陽になっている火鍋のお店も方々へできて、冬の女子食事会では大人気だと思います。私も火鍋は何度か食べる機会がありましたが、薬膳料理にはこれまであまり興味がありませんでした。

    先月、京都の禅寺で頂いた薬膳料理がとても美味しくて、少し興味が湧いてきていたところに、漢方薬剤師さんがされる料理教室を教えて頂いたので、薬膳調味料を教わってきました。

    ミネラル沢山の本当の海塩や時間をかけて作られた昔ながらの醬油をベースに、いろいろブレンドしてつくるというものでした。漢方材料にもなっている生姜やナツメやクコや山椒や様々な薬味を陰陽五行説で言われる食性の五味より、寒・涼・平・温・熱を考慮して組み合わせ、沢山の種類が出来ました。

    本来、漢方は詳しく問診したり各々の体質に合わせて処方されるものです。「冷え性ならチューブの生姜を絞り入れれば良い」等のような話もよく耳にしますが、そんな単純なものではありません。でも、調味料をひと工夫すれば取り入れられるという簡便さはとても魅力的ですし、美味しいということも、やはり続ける為に大事ですよね。

    食事はだいたい一日に2~3回、回数は人によって違いますが、体を構成する細胞は、毎日その人が食べたものからしか造られません。

    薬膳といっても難しく考えなくて良いんだと教わり、日々の生活の中ちょっと工夫したりして楽しく、健康に気を向けることが大切なんだと思いました。

    改めて考えさせてもらえる事の多い、今日この頃です。

    ※何となくやる気が出ない、何となく辛い、などなども、身体バランスを整えると気持ちが変化することもよくあります。ご相談やご質問がございましたらお問い合わせフォームよりご連絡くださいませ。

     

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