• 芒種

    芒(ノギと読み、トゲのようなもの)のある穀類の種蒔きをする頃、という意味だそうですが、現在はだいぶ早まっているよう。梅の実が青から黄色へ、カマキリやホタルが現れ始める頃でもある、、、と。

    最近、東京や大阪でも川を綺麗にする活動が進められ、「蛍の夕べ」などイベントが行われています。京都市街では、三条堀川辺りでも蛍が見られます。でも、もっと先の夏の盛りでは無かったっけ?

    先日、初めて西表島へ行き、終始大自然に圧倒されっぱなしでした。星以外光はほぼ無い真っ暗闇の夜、足元に沢山の蛍の幼虫が光るのを初めて見ました。蛍は幼虫の時から、すでにお尻が光るんですね。

    西表島のそんな真っ暗闇の夜、山の向こうが何やら明るくて、工場でもあるの?いや飛行場?いやいや、24時近くなってそれはオカシイ⁈等と話していると…

    目がチカチカする程の強い光が、山から上がって来た時にはもう、本気(マジ)でUFOとしか頭に浮かばず、「ぎゃーっ」と思わず友人と互いの両手を掴んでいました(汗)

    いやいや、すぐに正体はわかりました。大きな大きな美しい月が、みるみる上がってきました。

    月の光がこんなにも強いなんて!

    西表島には、8年前から友人に誘ってもらっていたのに、なかなか行けずじまいでした。この度ようやく叶い、大いなる自然に癒され、教えられ、気づかされ、生きる気力と元気を頂きました。

    「全ての出来事は一番良いタイミングで起こる」というフレーズをよく耳にしますが、旅のタイミングや、自然から見せてもらった様々な出来事からも、その言葉が腑に落ちました。

    焦らず、今ここの時点を一歩一歩進みたいと思います。


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