「冷ゆることの至りて甚だしきときなれば也」(暦便覧)
中国では、鶏始乳(ニワトリ始めて乳す)ニワトリが卵を産み始める頃、と言われてたよう。
そりゃあ、昔は卵が貴重だったことは知っているけど、、、もしかして冬は食べられなかったから、ピータンが発明されたのか?な?
今は大概のものが一年中手に入る。それでも季節にしかたべられないご馳走はいろいろある。そういうの、なんだかいいなあ。
寒さ厳しい京都では、冬にだけちらし寿しを蒸して食べる「蒸し寿司」がお出ましになり、きつねうどんの出汁をあんかけにして、擦った生姜をたっぷり乗せた「たぬきうどん」などは、心まで幸せになるほどあたたまり、寒さが吹っ飛ぶ。
先日東京にて、あまりにも寒くて辛いお昼時、何か幸せになる温かい食べものは無いかな?と考えてみた。
そうだ!アレだ!
ちょうど近くに居たので、年中あるけど、寒い時期が一番美味しく感じる、コレを奮発して頂いた。
「筑紫楼」のフカヒレつゆそば。
奮発するといっても私がチョイスするのは、ドーンと姿の乗った方では無い。鶏ガラではなく鶏肉で丁寧にとられたらしい出汁にチョロチョロっとだけしかフカヒレが入っていないが、それでも充分。麺もスープも結構なボリュームだか、もちろん最後まで残さず完食。滋養と美容と両方マンゾクマンゾクヽ(´▽`)/あ〜幸せ!(↓こんな感じの気分^ ^)
あと少しで節分。
毎年この時期こそが一年の終わりと思って過ごす。また、12月に中途半端にしか出来なかった断捨離しよ。