「大暑来れる前なれば也」(暦便覧)
本格的な夏がもうすぐ近くに来ているこの時期、例年ならば一ヶ月続く祇園祭が始まる頃。
今年はやはり、、、
神事は行われますがクライマックスの山鉾巡行が中止になりました。
寂しいかぎりです。
しかし、お料理の飾りから至る所で提灯やのれん等は変わりなく、祇園祭を感じさせてもらっています。
「蘇民将来之子孫也」
スサノオノミコトにより、この護符をもつ者は、疫病より免れると約束されたとの伝説から、祇園祭にご奉仕する際はこの護符を付けるそうです。
そして、それはこの時期だけでなく、京都では祇園祭から翌年の祇園祭までの一年間、この護符や鉾のチマキを玄関に掛けて、安泰を祈願する慣しがあるようです。
郷にいれば剛に従えです。
ウチの玄関には、今年は長刀鉾の粽を頂いて掛けました。
八坂の神様、世界中を来年の祇園祭まで、御守り頂きましてありがとうございます。